唇・口角のチェック
唇の色、形、表面の状態に変わったところがないか、鏡で確認します。
お口の中にも「がん」ができることをご存じですか?お口の中にできるがんは、その場所によって舌がん、歯肉がん、口腔底がんなどと呼ばれています。月に1度のセルフチェックで、ご自身の健康を見守りましょう。
口腔がんは、舌・歯肉・頬の粘膜・口腔底(舌の裏側)・口蓋(上あご)など、お口の中のあらゆる粘膜から発生します。慢性的な刺激や喫煙・飲酒、合わない入れ歯や被せ物による粘膜への持続的なダメージなどが、発症のリスクを高めるとされています。
初期の段階では痛みを伴わないことが多く、口内炎と見分けがつかないまま放置されてしまうケースも少なくありません。早期に発見し治療を始めることが、何よりも大切です。
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口腔がんは早期に発見できれば、治療の負担が軽く、生存率も大きく向上します。普段から自分のお口を観察する習慣が、何よりの予防につながります。
― 鏡の前でチェックしてみましょう ―
月に1度はセルフチェックをしましょう!
唇の色、形、表面の状態に変わったところがないか、鏡で確認します。
口を大きく開け、左右の頬の内側を観察します。白い斑点や赤い部分がないかを確認しましょう。
上下の歯ぐきの色や腫れ、出血しやすい箇所がないかを丁寧に観察します。
舌を出して上面・側面を確認。色や形、表面のざらつきに注意します。
舌を上に持ち上げて、舌の裏や口の底にしこりや変色がないかを見ます。
口を大きく開け、上あご(口蓋)の色や形、しこりの有無を確認します。
のどの奥や扁桃部分も、明るい場所で覗き込むようにして確認しましょう。
首やあごの下を指でなぞり、しこりや腫れがないかをやさしく触れて確かめます。
次のような状態が長く続く場合は、口腔がんの可能性も考えられます。早めに歯科医師にご相談ください。
お口の中や首回りに、これまでなかった硬いふくらみやしこりを触れる。粘膜の下にゴリっとした塊が感じられる。
歯ぐきや頬の粘膜、舌の一部が盛り上がっている。左右を比べたときに片側だけ厚みがある。
口内炎のような傷が2週間以上治らない、もしくは少しずつ広がっている。出血や痛みを伴うこともある。
セルフチェックでは、以下の8箇所を順番に確認することが大切です。明るい場所で鏡を使い、清潔な指で粘膜にやさしく触れながら、見て・触れて・感じてチェックしましょう。
日常生活の中で気をつけたい、口腔がん予防の基本ポイントです。
たばこや過度の飲酒は、口腔粘膜への大きな刺激となり発症リスクを高めます。控えることが予防の第一歩です。
合っていない入れ歯や被せ物、欠けた歯による粘膜への慢性刺激を取り除くことが大切です。
毎日のブラッシングと定期的なクリーニングで、お口の中を清潔に保ちましょう。
歯科医院での定期検診では、ご自身では気づきにくい粘膜の異常もチェックできます。
気になる症状や、2週間以上治らない口内炎・しこりがある場合は、どうぞお早めにご相談ください。早期発見と適切な対応が、皆さまの大切な健康を守ります。山本歯科医院より